副院長ブログ(「子宮頚がん」と「その予防」という冊子より抜粋)
『子宮頸がんは、子宮の入り口に近い部分にできるがんです。
20歳代後半からこの病気にかかるひとが増え始め、40歳代で最も多くなります。
20〜30歳代女性のがんの中で最も多いのが子宮頸がんです。
初期に症状がほとんどあらわれず、気づいたときには進行していたという場合が少なくありません。
主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスで、多くの型がありますが16型と18型が原因の代表です。
HPVは子宮頸がん患者さんの90%以上で検査により見つかっています。
HPVに感染しても多くの場合は免疫力によってウイルスは体から追い出されます。
しかし、この機能がうまく働かずに長い間感染が続いた場合には、数年かけてがん細胞へと進行することがあります。
まずは感染する前に予防接種。
(性交渉によりHPVに感染する可能性がほぼ皆無の年齢という設定で)日本では小学校6年生〜高校1年生相当の女の子には公費(国や公共団体のお金)でHPVワクチンの接種を受けることができます。』
以上、「まんがで解説 子宮頸がんとその予防」という冊子から引用させていただきました。
公的機関から対象の子どもさんには個別に通知が届けられていますが、現在、京都市内では接種率が減っているそうです。
HPVワクチンの種類にもよりますが規定の間隔で3回接種するには半年かかります。
高校1年生で未接種の方は11月中旬までに接種を始めると公費接種が間に合います。
小学校6年生から15歳になる前日までに接種する場合に2回で済むHPVワクチンもあります。
自費で接種すると数万円かかる費用を公費で打てる時期があることを改めてお知りおきいただきたいです。。
当院でも接種していますがワクチンはその都度取り寄せますので、まずは予約のためにご来院かお電話ください。
(いまのところ自費ではありますが男性へのHPVワクチン接種も始まっています。)
なお、20歳を過ぎたら婦人科で検診を受けて前がん病変や早期がんをいち早く見つけることをお勧めします。
