副院長ブログ(ゴールデンウィーク明けて5類になったって)
つい先日までは、有症状の患者さんに対して実施する新型コロナ感染症の抗原検査と、その抗原が陰性だった場合に追加で行っていたPCR検査の費用や、コロナ抗原検査陽性の場合の処方薬の費用が公費負担でした。
ゴールデンウィークが明けて、5月8日からはそれらの検査やお薬代(コロナ用の特別なものを除く)を、それぞれの健康保険負担割合に応じて患者さんご本人にお支払いいただくことになりました。
今日になったからといって急に感染するひとがゼロになるわけでなく、世の中が元に戻ったように動いていますがあんまり状況はかわっていない感覚があります。
院内にお入りいただくときには、当院では引き続きマスク着用をお願いしています。
発熱や咽頭痛、咳、鼻症状、胃腸症状など感染症の可能性のあるかたには院内にはお入りいただかず、医院屋外のテントにご案内しています。
突然お越し頂くと、通常の診療が進められないため予めお電話いただいて来院時間を指定させてもらっています。
副院長が予防衣を着て屋外で診療にあたり、院内の院長、看護師と通信して診療の記録や検査の用意、処方、事務で費用の計算などを行っています。
することは何もかわっていないのです。
でもどこかで線引きしないといけないんでしょうかね。
検査をするときやお薬を考えるときにこれまでも患者さんには了解を得てきたつもりですが、実際に金額が増えるとお支払額が3割負担の方で2000-3000円だったのが5000円超えてくる感じです。
(当院では現金でのお支払いをお願いしております。)
6回目の新型コロナウイルスワクチン接種も始まっています。
他者へ伝染させない対策(療養期間が発症0日目として7日間だったのが5日間になったり、ホテル隔離が終わったようですが)と重症化予防のためのワクチン接種に御協力をよろしくお願い申し上げます。