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副院長ブログ(シニア世代の肺炎球菌ワクチン定期接種について)

[2024.02.19]

2014年10月から肺炎球菌ワクチンを定期接種として、65才70才75才80才、、、と5才刻みでその年度中にその年齢の誕生日を迎えるかたに通知があり接種が勧められてきました。

この取り組みが、10年を経て通知が行き渡ったと考えられるためか、次年度2024年度からはその年度に65才になられる方のみが接種対象になるとのことです。

これまでに例えば65才では打たず70才や75才になってからと思っておられた方は補助が出ないということになります。

(60才以上65才未満のかたでご病気のため必要と認められる方は対象になることがあります。)

接種費用の補助はそのかたが最初の接種時、1度だけとなります。

定期接種として使用されるワクチンは23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)です。

沈降13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)はいまのところ定期接種の対象となっていません。

が、プレベナーをうったことがあってニューモバックスを打ったことがない人はニューモバックスを定期接種することができるようですが次年度については確認が必要です。

ニューモバックスは接種後5年間は効果があるとされていて、二度目以後の接種についてはご本人と相談のうえ自費で接種となります。

プレベナーは一回接種で後に追加接種する必要はないとされています。

またなにか制度上などで動きがあれば追記します。

(接種費用は自費診療のため医療機関によって異なりますが補助額は制度で定められています。)

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