副院長ブログ(マトリックスレザレクションズ)
キアヌ・リーブス主演のマトリックスは三部作でしたが、この冬におよそ20年ぶりに4作目が製作され日本では世界で最も早く公開されました。
「マトリックスという仮想世界が機械により作り上げられ、その機械のエネルギーはカプセルに入った人間ひとりひとりの肉体から吸い取られて成り立っている、という構造から逃れて自分の力で自分の現実を生きている人間達が身を寄せあって暮らしているザイオンという場所を救った救世主であるネオとそれを支えながら命を落としたトリニティーがその後、現代に記憶をなくした状態でそれぞれに生活をしているけれど何かおかしいと感じるけれども機械にごまかされていること」を知っていて、ずっと探してきた人達が二人を見つけてエネルギーを吸い取られるカプセルから救い出す、というのがストーリーの骨組みです。まくしたてて文が途切れずすみません。
同世代で同じように年を経てきて、映画では以前のネオやトリニティーの映像が重ねられて、自分も含めてあからさまに年をとったことをつきつけられるのですが、それでもやっぱりまだまだ生きていくのよと、勇気をもらったような気がしています。
レザレクションズはキリストの復活を意味する言葉でもあり、きっともっともっと深い意味があるのかもしれません。
年はとりますけど今この瞬間瞬間を大切にしながら新しい年を迎えます。紅白始まりました。今年は東京でよく学会会場となる国際フォーラムで開催されていますね。どうぞよいお年をお迎えください。