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副院長ブログ(健診の心電図②右軸偏位)

[2026.02.13]

年度末で駆け込みで健診という方もいらっしゃる時期になりました。

心電図に右軸偏位という所見は特にお若い方に多いかと思われます。

心臓は頭に近い方は胸の中心にあるのですが、収縮と拡張を繰り返すときに自由に動く部分は体のやや左側にあります。

ですので標準的な心電図は背骨からやや左側の足元側へ向かう電気の軸があるとされています。

ほっそりとした体型で心臓がぷらんとぶら下がって横隔膜に乗らない形の時はやや真下の足元側へ電気軸が移動します。

標準より右向きの矢印で電気が伝わって行っているという意味です。

心臓は水の入った袋みたいなもので、下から押し上げると平たく幅のひろい形になりますし、下から押し上げなければ細長い形のままぶらさがるので形がかわるのです、とよく御説明しています。

一般的な心電図の形よりやや右向きの電気の向きであることを右軸偏位というわけです。

体型的な理由である場合のほかに、肺の疾患のため肺の方へ血液を送る心臓の右側の部屋に負荷がかかり右心房右心室がやや筋肉が分厚くなったり部屋が大きくなったりすることで右軸偏位になることがあるので、胸部のレントゲンやCTを合わせて実施して診断を進めていくこともあります。

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