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副院長ブログ(花の名前がわかったところで)

[2022.06.15]

フラワーアレンジメントをいただいたら、

とってもきれいなので写真を撮ったり眺めたりしてしばらく楽しみます。

2.3日するとあのオアシスというスポンジのような緑色の塊に刺さっている切り花が水を吸えているのか気になって

いろいろの花が生けられているところから同じものだけを集めて水を入れた小瓶に取り分けるようにしています。

そうすると、もうしばらく花たちが機嫌よくしているようにみえます。

先日プレゼントしていただいたお花をを小瓶に取り分けたもののなかで、ずっと蕾の形をしていそうなお花が、今朝開いていることに気づきました。

青くてきれいな5枚の花弁のお花、葉は短くて細かい糸のようなふわふわで、なんていう名前のお花だろう。

近頃は便利なものでスマートフォンで写真を撮って、これなんでしょうと尋ねると、これかも!と瞬時に返事をしてもらうことができます。

ニゲラ、という名前の花だということがわかりました。

わかるとなんだか安心。

でしたが、名前がわかった時点で花の鑑賞を終えてしまったような気がして、ひどく勿体ない気持になりました。

花に人が勝手に名前をつけているだけで、例えばこの花は自分のことを二ゲラだとは思っていない。

名前を探しあてて判った気になるのはちょっと違う気がする。

白い蕾が、まさか花開いて、しかも花びらが鮮やかな青色で美しく、おしべめしべも可愛くて可憐。

香りは?(あまりしない。)

何日ぐらい咲いているだろう、夜中は花は閉じるのかしら。

目の前の花、そのものを目で見て、香りを感じようとして、語りかけたりして、ただ見つめる。

それが大事なことのように思えてきました。

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