2023年4月にメトホルミンとイメグリミンについて書きました。

ちょうどその頃に何人かの患者さんに処方したのですが、みんな考えることが同じだったのか

イメグリミンが日本中でたくさんの方々に処方されたため急に品薄になってしまいました。

当時処方した患者さんには何とか処方できるように入荷数は保っていただきましたが、

新しく処方したい方には処方を控えるようにとの連絡があり､他のお薬を選択したり、待って頂いたりしてきました。

内服を開始した患者さんはおおむね良い結果が得られていて、

副作用としては軟便や下痢があるようですけれども必発ではありません。

メトホルミンと構造が似ているということで

お薬の数を増やさないためにメトホルミンを減らしてみたりしたのですが

これまである程度の量飲んでこられた患者さんのメトホルミンを大幅に減量するのは得策ではなさそうです。

メトホルミンとイメグリミンの併用でさらなる改善が望まれます。

年末となってようやくイメグリミンの流通が回復してくるとの連絡があり

年明けからまた新たに処方を始めることができそうなので期待しています。