副院長ブログ(スポーツの秋、赤ちゃんだった頃を思い出してコアキッズ体操)
小さい秋みつけてますか?
二週間ぐらい開花が遅れたキンモクセイが咲き終わったかと思ったら今朝また蕾がついていました。
秋といえば、学校の体育祭や区民運動会などが開催されて、お散歩や山歩きなども行きやすい季節です。
そのような運動をする以前にちょっと思い出してもらいたいことがあります。
自分が赤ちゃんだったときにどんな環境でどのように育ってきたかということです。
おぎゃあと生まれた瞬間にお母さんのお腹の中では使う必要の無かった肺が膨らみます。
おわあおわあと赤ちゃんのときにたくさん泣いたでしょうか。
仰向けに寝て腕や脚を自由に動かしていたでしょうか。
寝返りを果てしなくしていたでしょうか。
うつ伏せでキョロキョロしていましたか?
部屋の端から端までいろんな這い這いしまくりましたか?
つかまるところがないところに手を伸ばして立とうとしていましたか?
立てるようになるまで膝立ちになったり座ってころんころんと転がったりしていましたか?
しゃがんで遊んでいましたか?
育ててくれた方に聞けるなら尋ねてみてください。
日本コアコンディショニング協会が「コア」を「体幹部を構成する全ての骨、それを支える全ての筋肉、さらに、動きの中で変化し得る軸や重心の総称」と定義しています。
このコアの機能が赤ちゃんのときの発達段階で充分発揮されていないと、その後にいくら運動してもパフォーマンスがあがらないどころか身体を壊してしまうことがあるようです。
コアコンディショニングとは、日常生活やスポーツその他すべての動作の土台となる「姿勢」と「動き」を獲得するためのエクササイズと考え方のことで、
大人になってから再学習する方法があります。
最近は便利に情報が得られ、コアキッズ体操という動画が見つかりますが、赤ちゃんの発達段階を再学習する体操です。
この秋、この体操を練習してできるようになりたいなと、赤ちゃんのときにとっても早く歩いてしまった私は思っております。
(コアコンディショニングのトレーナーさんにご指導いただく機会も持ちたいと考えています。)